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日本共産党
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WEB「清田区新聞」

札幌市議選

吉岡ひろ子さん健闘及ばず

福祉と防災の街づくりに今後も尽力

市議選の結果を報告し、災害につよい街づくりなど公約実現の決意をのべる吉岡氏市議選の結果を報告し、災害につよい街づくりなど公約実現の決意をのべる吉岡氏=12日朝、地下鉄南郷18丁目駅頭

10日投開票の札幌市議選清田区(定数5)で、議席に挑戦した日本共産党の吉岡ひろ子さんは、6034票(得票率10.8%)と健闘しましたが議席に届きませんでした。

吉岡さんは、東日本大震災と原発事故という未曾有の災害のなか、被災者の救援・復興の活動と選挙戦の両方に全力をあげました。

福祉と防災の街づくり、福祉とくらしをいちばんに考える札幌に、国保料1万円削減、議員報酬削減と海外「視察」の廃止、真に住民のために働く議会にしたい。これらの訴えは多くの区民の共感をよびましたが、それを隅々に届ける力が不足していました。

清田区の党と後援会は、「力不足で残念な結果になったことをおわびします」としつつ吉岡さんを先頭に被災地救援・復興支援に全力をあげ、当面する地方選後半戦への支援にとりくみ、「福祉と防災の街づくり」など、公約実現の活動に奮闘し、区民の期待に応えられる党をつくることを決意しています。

吉岡さん「気持ち新たに頑張る」

後援会の集いで感謝をのべる吉岡氏後援会の集いで感謝をのべる吉岡氏=11日

札幌市議候補として奮闘した吉岡ひろ子さんは、選挙の結果を受け、11日に開かれた党清田区後援会の慰労の集いで、感謝の言葉をのべ、「4年後に向けて気持ち新たに頑張ります」と決意を表明しました。

吉岡さんは、震災被災地支援、地方選後半戦応援、福祉と防災の街づくり、公約実現の活動に、休むまもなく取り組んでいます。

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選挙で掲げた公約実現へ

明るい会宮内さとしさんが会見

知事選挙後の記者会見を行う宮内さとしさん=4月10日知事選挙後の記者会見を行う宮内さとしさん=4月10日

4月10日投開票の北海道知事選挙で明るい革新道政をつくる会の宮内さとし候補は、暮らし・福祉優先の道政への転換などを訴えてたたかいましたが及びませんでした。

宮内さんは17万6544票(得票率6.6%)を獲得、明るい会として8年前の14万2079票(得票率5.2%)より得票数・率とも上回り、日本共産党公認でたたかった4年前との比較では得票数は下回ったものの得票率で上回りました。

早朝の札幌駅前で選挙結果を報告する宮内さとしさん早朝の札幌駅前で選挙結果を報告する宮内さとしさん=4月11日

10日の記者会見で宮内さんは「大震災で『住民の命を守る』自治体の役割が鮮明になり、道政の大転換が求められ、原発問題、救援復興の財源問題、災害に強い北海道をつくることなど訴えました。結果は残念ですが、原発問題では国の政策を動かしつつあります。救援復興問題や福祉最優先の政治など、選挙でかかげた公約実現のために、今後も明るい会の加盟団体と力を合わせます」とのべました。

【この項の写真は「明るい会ニュース」より】

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東日本大震災農漁業復興は国の一大事業で

紙・大門両議員らが論戦で強調

総漁船数の約1割にのぼる約2万隻の漁船がほぼ全滅、道内でも714隻が被害を受けました。大震災被害の復旧や補償、原発事故による農漁業への賠償問題は、まさに国家的課題。日本共産党は、農漁業の復興にむけて、国が一大プロジェクトを立ち上げることを提案しています。

本道選出(比例区)の国会議員である紙智子、大門実紀史両参院議員も、被災地の調査を踏まえ、国会論戦で大奮闘しています。

紙議員は3月24日の農水委員会で、原発事故による農産物汚染に関し、出荷を自粛している地域への補償を要求。文部科学省は東電の賠償責任を認め、「被害者補償に万全をつくす」と答えました。

大門議員は、3月24日の参院消費者問題特別委で、原発事故による農産物の風評被害防止と賠償を求め、文部科学省に事故との因果関係が認められる賠償と同様に扱うことを認めさせました。また「安全神話」のツケを血税で補うことは許されないとし、避難者の補償の立替払いや漁業者の失業対策などを提起。農水相は「仮払いのような仕組みを検討」と表明しました。

紙議員は3月25日の農水委員会で、被災地自治体や漁業関係者から聞き取った被害実態を示し、被災した船の建造費の3分の1を国が補助する制度で、「5トン以上の船も対象に」と拡充を要求。養殖施設被害の補助制度についても査定の緩和を求め、農水副大臣は漁船の再建について「今までにない方策を検討している」と、新しい支援策に言及しました。

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音響式信号機がついたよ!

吉岡さんが障がい者団体と運動

美しが丘の交差点全盲の青年の願い実る

音響式信号機がついた交差点を渡る全盲の青年と吉岡さん音響式信号機(写真左)がついた交差点を渡る全盲の青年と吉岡さん=3月25日

美しが丘市営住宅に住む全盲の青年や視覚障がい者団体が「交通量が激しい羊ヶ丘通を渡る目の不自由な人たちの安全のために」と、豊平警察署に設置を要望していた美しが丘4条6丁目交差点の音響式信号機が3月24日に完成しました。

完成した音響式信号機 25日、署名運動や警察への要請に奮闘した吉岡ひろ子さんと青年が現地を訪ね、要求の実現を喜び合い、信号機付近のお店に協力のお礼をしました

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コラムコラム「清風」

選挙中も候補を先頭に呼びかけた震災被災者救援募金は、清田区では12日現在26万円余。全国では4億円超が党に寄せられ一部はすでに党中央から被災自治体に届けられた。各位の協力に、心より感謝と敬意を表したい▼災害自体が現在進行中。救援復興支援は急を要する。また同時に長期の「新たな日本社会をつくる」取り組みともなっていく▼日本共産党は全国あらゆる地域で人々を守るために活動している。阪神でも中越でも被災住民に献身した。「人道」「博愛」は党の伝統というより存在意義そのものだ▼この党に託す募金に、これからも息長い協力をお願いしたい。(さ)

「清田区新聞」11年04月17日付より