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日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
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WEB「清田区新聞」

志位委員長が訴え

福祉・暮らし最優先、中小企業振興へ転換

日本共産党伸ばし、住民の声で動く議会を

聴衆の声援に応える志位委員長と道議、市議候補と札幌市議聴衆の声援に応える志位委員長と道議、市議候補と札幌市議=5日

5日、志位和夫委員長を弁士に、日本共産党演説会が開催されました。4月10日投票の道知事選、道議選、札幌市議選に向け、「明るい革新道政をつくる会」の宮内さとし知事候補、道議選の金倉まさとし(東区)、岡ちはる(北区)両候補と札幌市議選の11人の候補が決意をのべ、大きな拍手を受けました。

志位委員長は、経済、貿易、税と社会保障、外交、地方政治などの展望を語りました。

道議会では自公が与党。民主党は予算案には反対するけれど知事提出の条例案には100%賛成。札幌市議会では民主党が与党。自民党は条例案には反対するものがあっても予算案には毎年賛成しています。志位氏は今度の選挙では、「道政・市政で一緒になって間違った政治をすすめる自民・民主・公明の『道民いじめ連合』を選ぶのか、『道民こそ主人公』の宮内さんと日本共産党を選ぶのか――ここにこそ対決点がある」と強調しました。

志位氏は第一に福祉と暮らし最優先の道政への転換、第二に「巨大公共事業頼み」「大企業呼び込み」から地元中小企業応援への転換を強調。「巨大公共事業」は90年代に破綻したのに、道はその後の10年間も高規格道路、港、ダムなど巨大事業に8兆円も注ぎ込んできたと批判。北海道経済の立て直しに必要なのは①公共事業の生活密着型への転換②中小企業の本格的振興策だと提起しました。

そして日本共産党が札幌市で7年前から提案し、実現した住宅リフォーム助成制度をさらに拡充し、全道で実現するなど「町場の仕事おこし」を力説。帯広市の中小企業振興条例の成果を紹介、暮らしに役立ち、地元への経済効果も高い取り組みを応援する道政・市政をつくろうと呼びかけました。

また、自民・民主の道議・市議の豪華海外視察の実態を紹介。それと比べ、日本共産党議員が議会内でも抜群の働きをしているとして「日本共産党を伸ばして住民の声で動く議会をつくりましょう」と呼びかけました。

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悪政に立ちはだかって

吉岡ひろ子さん 決意のべる

決意を述べる吉岡ひろ子さん

5日の日本共産党演説会では、吉岡ひろ子党清田区市政相談室長も壇上で決意表明。

吉岡さんは冒頭「世直しおばちゃん音頭」の一節をテープで紹介、「三つも応援ソングができました」と報告すると会場から驚きの声と拍手が。

「国の悪政に立ちはだかり、区民の切実な願いを市政に届けるため、また、たくさんの方々の応援と期待に応えるため全力を尽くします」と決意をのべると、会場からは「ひ・ろ・こ」コールが沸き起こりました。

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くらし・福祉・雇用がいちばん

吉岡ひろ子さん宣伝キャラバンで訴える

「ひろ子パラソル」で買い物客らにアピールする女性後援会員とメガホンで訴える吉岡ひろ子さん「ひろ子パラソル」で買い物客らにアピールする女性後援会員とメガホンで訴える吉岡ひろ子さん=6日、ラッキー北野店前

6日、清田区の日本共産党と後援会は区内宣伝キャラバンに取り組み、買い物客でにぎわう大型店前や市営団地など12カ所で街頭演説。吉岡ひろ子党清田区市政相談室長が政策を訴えました。

このキャラバン隊の中心は女性会員。交替で宣伝カーから政策スポット。「札幌市と市議会はみなさんの不安、願いを受けとめていますか」と問いかけ、「市政のゆがみに立ち向かう共産党」「市民目線貫きます」「豪華海外視察やめさせ議会のムダただします」などと訴えました。

吉岡さんは「国の政治がひどいときだからこそ、くらしと福祉、雇用が“いちばん”の市政に変えるためがんばります」と、市議選での日本共産党への支援を訴えました。

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生活破壊の滞納「差し押さえ」やめよ

市議会予算特別委坂本市議が追及

2月23日の札幌市議会予算特別委員会で、日本共産党の坂本きょう子市議は国保料滞納差し押さえを取り上げ、「1月末で昨年度の474件を上回る864件。分割納付で合意している世帯からも生活破壊というべき差し押さえを強行しているのが実態だ」と追及。収納対策部長の「増えたのは職員のスキルアップと効率的な財産調査によるもの」との強弁に、坂本市議は「命と健康を守るのが市の責任だ。行き過ぎた差し押さえでなく、払える金額での分割納付を徹底せよ」と迫りました。

また「最低でも1世帯1万円国保料下げよ」と迫ったのに対しまともな答弁をしない副市長に対し、「この引き下げは30億円で可能だ。電信柱や電柱などの道路占有料13億円は下げても国保料は下げられないのか」と強く指摘しました。

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申請はお早めに就学援助制度

小・中学生の通学で経済的に大変な方は、学用品費、修学旅行費、給食費、体育用具費などの就学援助を受けることができます。

対象となる方は世帯の所得、世帯人員によって定められているほか、住民税非課税世帯などや、失業、災害など特別な事情で生活にお困りの方です。

受付は通学する学校で行うことになっています。詳しくはお子さまの通学する学校にお問い合わせください。

3月17日相談・申請会
札幌市民ホール(中央区北1西1)
主催団体会場時間
新日本婦人の会市民ホール
第2会議室
10時半〜12時
生活と健康を守る会市民ホール
第5会議室
10時〜12時

17日、新日本婦人の会と北海道生活と健康を守る会がそれぞれ就学援助相談・申請会を開催します。市教委の担当者も出席し、その場での申請もできますので、前年収入が証明できるものと印鑑をお持ちください。

参考→ 札幌市の就学援助制度についてのお知らせ

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コラムコラム「清風」

09年度の生活保護「不正受給」1万9700件、102億1470万円との新聞記事。しかし記事は悪質な者は別にして、いかに利用しづらい制度であるかにも触れる▼生きる最後の「砦」生活保護法は「憲法25条に規定する理念に基き…生活困窮者の最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする」と定めている▼生活保護は国民の権利でありながら、実施機関の窓口でわずかな所持金や厳しい収入認定で、あまりにも生活実態からかけ離れた扱いをされるため「不正受給」を誘発している側面もある▼労働者は最低賃金で、年金者は最低保障年金で、困窮者は生活保護で安心して普通の生活ができるようになれば、冒頭の記事は遺物となるのだが。(関)

「清田区新聞」11年03月13日付より