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日本共産党
清田区市政相談室
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

議会傍聴

統一地方選挙を受けての臨時市議会が5月17日から3日間開かれました。

今までは、共産党の代表質問や大事な審議などをピックアップして傍聴してきたのですが、市議会の全体像をつかむために3日間とも傍聴しました。

最初の日は68人の市議全員が出席のもとでの本会議。傍聴席は市役所本庁舎の18階で、本会議の議場は17階なので、上から見下ろします。

この日は議長、副議長の選挙がありました。

以前は、議長は第1会派、副議長は第2会派、議会選出の2名の監査委員は第3、第4会派から出していたのに、1993年共産党が第4党になるとそれまでの慣例を無視して、当時第1党の自民党が議長と監査を独占しました。

共産党の市議団は「慣例に従うこと」を求め、民主党も賛同していたのが、前回選挙で第1党になるや、自民党と同じことをやりました。

そんなわけで、「市議会の民主的な運営を求める立場」で共産党は自民党の議長候補にも、民主党の副議長候補にも白票を投じました。

議長になったのは、この4年間で1度の発言もなかった豊平区の三上洋介議員です。

開票にあたっては共産党の宮川潤議員を含む2人の議員が立会人になって監視。選挙の際には箱の中を議員に見せるのですが、ついサーカスなどの手品を思い出してしまいました。

市議会は選挙によって市民から委託された機関です。議会運営の長年の慣例を自分たちの都合で変えることは許されません。「民主主義」が生かされる市議会にしてこそ、市民の声も届くのではないでしょうか。

定例議会も楽しみ楽しみ。

(5月25日記)

「清田区新聞」11年05月29日付より