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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

牛も人間も

大型連休が終わりましたが、読者の皆さまはどんなふうに過ごされたでしたでしょうか。

我が家では、娘夫婦がきてくれたおかげで、積丹や旭山動物園などに行ってきました。

私は旭山動物園には3回目になりますが、何度行っても飽きることなく楽しめます。

「よく南極や北極からここまできてくれたね」などと思いながら、できるなら時間を忘れてシロクマやオオカミ、アザラシ、ペンギンたちを見ていたいわたしです。

園長さんの講演を聞いたり、「旭山動物園」の映画を見たこともあるからでしょうか。

動物と言えば、牛にとっては全く住みづらい日本になってしまったものです。

一つは、富山県の「焼き肉酒屋えびす」の食中毒事件。もう一つは福島原発近くの酪農の牛たち。いずれも牛さんたちには罪はありません。

きのう、インターネットの講座で不破哲三さんの「原発災害」についてのお話をききました。

テレビの原発ニュースでは大事な部分がさっぱり見えなくて「それで安心なの? どうなのよ? 」と画面に叫びたくなるのですが、不破さんのお話を聞いてスッキリとしました。

全面停止が決まった浜岡原発は東海地震の震源域の真上にあって、世界一危険と言われています。5基あるのですが「今後30年の間で、マグネチュード8級の地震のある確率が87%」とわかったあとにも建設されているのです。

電力会社も歴代政府も国民の命やくらしのことなど全く考えていないことがよくわかります。

原発依存のエネルギー政策は「モーッ」やめよう!

命あるものに青い地球を手渡せるようにするために―。

(5月11日記)

「清田区新聞」11年05月15日付より