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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

保育園を訪問

民主党菅政権が推し進めようとしている「こども・子育て新システム」の件で、昨日清田区内の保育園を訪問しました。

「政治にかかわることはお断りしています」という園もありましたが、訪問したすべての保育園が資料を受け取ってくれました。

K保育園は我が家の上の子3人がお世話になった保育園です。昨年夏に改装し昔の面影はすっかりなくなっていましたが俳優の小林稔侍似の園長先生が変わらぬ笑顔で現れホッとしました。

玄関先でしたがしばらくお話しできました。

「今回の問題は保育園にとって死活問題です。私たちも道の段階で反対の集会を市民ホールでやりました。菅さんはだめだ」と園長先生は、語気を強めたように思いました。

札幌では2000人、全国では、潜在的には100万人とも言われる待機児童数。

「新システム」は、そこにつけこんで、根本的な「保育園の増設」は棚上げしたまま、「自己責任」や「応益負担」を保育の場に持ち込むものです。

今国会では先送りになりましたが、子育て・教育と利潤第一の市場原理は相容れません。

市民の声と党議員団の粘り強い取り組みのなかで、札幌市は新年度予算で1300人の待機児童の解消を組み入れています。

保育所増設は地方自治体だけの課題ではありません。

(2月1日記)

「清田区新聞」11年02月06日付より