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日本共産党
清田区市政相談室
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

ビッグニュース!「音響式信号機設置」

どんなにしばれる風や雪の日も帽子一つかぶらず、杖1本で歩くSさんは全盲の青年です。

美しが丘の市営住宅に住んで10年、指圧マッサージ師として働き自立して生活しています。

羊が丘通りを越えてコンビニや郵便局に行くのに何度も命拾いをしています。コンビニの方は信号機まで案内してくれるなど、地域の方たちは温かい目で見守ってくれています。

一昨日、今度はSさん個人名の要望書を持って道視協のKさん、Sさんと再度豊平警察署を訪問しました。

要望書を提出する前に担当官から今年度予算で設置されることを告げられ、一同喜びの歓声をあげました。

一昨年の暮れに豊平警察署に「音響式信号機の設置」を求めてからこの日をどんなに待っていたでしょう。

「やっぱり声をあげてよかったね」とSさんと、帰りの車の中で何度も喜びをかみしめました。

昨日はお世話になったコンビニ、店舗、郵便局に報告とお礼をしてきました。

日本共産党市議団が暮れに提出した上田市長あての「2011年度予算に関する要望書」でも「バリアフリーの街づくりや車いす使用者や障がい者などの歩行の安全の確保」などとともに「音響式信号機の増設」の要求をしましたが、いち早く実現できました。

署名をしてくださった皆さん、協力してくださった皆さんほんとうにありがとうございました。

雪をとかすような嬉しい嬉しいビッグニュースでした。

(1月19日記)

「清田区新聞」11年1月23日付より