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日本共産党
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WEB「清田区新聞」

日本共産党が「子育て」でシンポ

希望ある子育て環境ぜひ

「子育てシンポ」「子育てシンポ」でコーディネーターを務める児玉氏と(左から)はたやま、本間、富岡の各氏=18日

日本共産党道委員会は18日、子育てシンポジウム「子どもの豊かな育ちを保障する社会に」を開き、保育園や教育関係者、子育て世代の親ら120人が参加しました。

保育園園長の富岡美織さん、養護教諭の本間康子さん、はたやま和也党道政策委員長(参院選挙区候補)がパネリストを、児玉健次元衆院議員がコーディネーターを務めました。

富岡園長は、「子育ては一人でするものではなく、社会がしていかなくてはならないもの」と強調。本間教諭は、感情の制御が不可能になり、保健室へ来る高校生の実態を報告しました。はたやま氏は、「日本が子育てしにくい」といわれている背景には、「時間やお金とともに精神的しんどさをかかえていることなど、社会全体が親に圧力をかけているのではないか」と分析しました。

参加者から15人が発言。1歳児の父親は、「給食費を払わない親を攻撃する記事があったが違和感を。子どもの目線で、ものごとを考えることが大事」と話しました。

小学校の男性教師は、「4年生以上は毎日6時限授業で、子どもと触れあう時間なんてゼロ」と詰め込み教育・カリキュラムを批判しました。

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清田区後援会

「沖縄と連帯し 基地なき日本を」

通勤客らに訴える吉岡氏ら通勤客らに訴える吉岡氏ら=20日

日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は20日朝、国道36号線沿いの道銀裏で定例の通勤時宣伝を行い、吉岡氏らがマイクをとり、訴えました。

吉岡氏は鳩山内閣支持率の激減に触れ「これは『政治とカネ』、高齢者医療などの公約破り、普天間基地での迷走など国民の期待を裏切った帰結。でも国民は自公時代への逆戻りを望んでいるわけでありません」と指摘、「『新党』乱立騒動も、古い政治への回帰をめざすものであり国民の支持を得ることはできません」とのべ、「日本共産党こそ政治を前に進めることができます」と強調、「沖縄県民、徳之島島民と連帯し、普天間基地の無条件撤去、基地のない平和な日本をめざしましょう」と訴えました。

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「きよた9条の会」が4周年で例会

アイヌ民族の苦難の歴史学ぶ

「きよた9条の会」例「きよた9条の会」例会で話す飯部氏と熱心に聞く会員ら=10日

「きよた9条の会」は、10日、結成4周年の例会を開きました。

講師は3月に道都大学教授を退官したジャーナリストの飯部紀昭さん。飯部さんはアイヌ民族が言語・文化・人権をはく奪されて同化政策を強いられた歴史をひも解き、アイヌ新法が成立した今でも根強い差別の実態が残されていることに強い警鐘を鳴らしました。

飯部さんは、80年代のアイヌ肖像権訴訟に触れ、原告のチカップ美恵子さんが、写真を書籍に無断掲載したアイヌ研究者が「アイヌは滅び行く民族」と定義したことに異を唱え、裁判を通じて研究者に謝罪させたことを高く評価。そして、アイヌ民族が誇りを取り戻すためには、一日も早く文化法に留まらず民族法を作って、共存できる社会にすべきだと訴えました。

「きよた9条の会」では、月内にも講演内容を掲載した会報を発行する予定です。

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レッド・パージ被害者の救済を

北海道懇話会 結成

レッド・パージ被害者の名誉回復と補償をもとめる北海道懇話会」が17日、札幌市で結成されました。

結成総会に先立ち、「戦後史の汚点 レッド・パージをいま検証する―責任を負うべきは誰なのか」と題して明神勲・北海道大学名誉教授が記念講演。明神氏は、被害者の名誉回復・補償=復権は当然の権利であり、「職場に憲法を」「思想の自由」など今日のたたかいにとっても大きな意義をもつと強調しました。

舛甚秀男準備会事務局長から、▽被害者の名誉回復と補償をもとめる運動や、「思想・良心の自由」を守る運動などに取り組む▽全国連絡センターに結集することなどを柱とした「申し合わせ」が提案され、満場一致で確認。31人の役員を選出しました。

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コラムコラム「清風」

千歳市蘭越に住むアイヌ民族の中本ムツ子さん(千歳アイヌ文化保存会の会長)が、自作の物語を出版した。「カンナのおばあさんの昔話」との題名▼中本さんは、二十数年前から千歳市でアイヌ語教室の講師を務めている。現在は高齢のうえ、持病のリウマチで入退院を繰り返す身でもある▼今回、この本を出版することが出来たのは、アイヌ語教室の生徒が編集委員会を作り、中本さんがテープに吹き込んだ物語を文章に仕上げる作業などを担って出版したからだ、とのこと▼いままで「むっちゃん」に多くのことを教えられた私は、今回の出版に、「自分も負けないように頑張る」との決意を新たにした。(荒)

「清田区新聞」10年04月25日付より