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昨年11月から取り組んでいる、「音響式信号機設置」の署名を持って、要求を出したSさんの住む美しが丘市営住宅を訪問しました。
Sさんは全盲でマッサージ師をしている青年です。
中には拒否をされる方がおりましたが、Sさん自らがインターホンで説明をすると9割がたのお宅がドアをあけ署名をしてくれました。
初めての行動でSさんは、「自分のことを知っている人が沢山いて驚いた」そうです。
その後、信号機の近隣の店舗など4カ所を訪問し協力依頼をしましたが、何度も命拾いをしていることや、予算の関係でなかなか設置されず、住民の声が大事だと説明するとみなさん好意的です。
この行動のために東区から応援にきてくれた、視覚障がい者団体のKさんを地下鉄大谷地駅まで送りにいきました。
駅員さんにお話をし、料金を支払わずにホームまで同行し改札口に戻ると、駅員さんが通行口を開けて待ってくれていました。
設置した時に「あっ、私が署名したのがついたんだ」と思える方を、どれだけ作れるかが大事なことだと思います。
信号機のそばの焼き肉屋さんでのお祝い会を、一日も早くできることを願い、次回の行動日も決めました。
(4月21日記)
「清田区新聞」10年04月25日付より