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日本共産党
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WEB「清田区新聞」

視覚障がい者が安心して暮らせるまちへ現地調査

羊ヶ丘通
危険な交差点

「音響信号、点字ブロック必要だね」

交差点を調査する道視協などの人びと美しが丘3条7丁目付近の交差点を調査する道視協などの人びと。左端は吉岡ひろ子市議候補。=2日

「美しが丘の羊ヶ丘通に視覚障がい者用の音響装置付信号機の設置を」という、視覚障がい者の要望を実現しようと、2日午後、美しが丘4条6丁目と7丁目の交差点付近で、現地調査が行われました。

要望したのは美しが丘に住むSさん(33歳)。とりあげたのは北海道視覚障害者協議会(道視協)。現地調査には道視協から片石松蔵事務局長らヘルパーの方も含めて6人、また日本共産党の吉岡ひろ子市議候補(清田区市政相談室長)や党美しが丘支部の代表ら地域住民6人の合わせて12人が参加しました。

Sさんの案内で現場の交差点についた一行は、片側3車線で交通量も多い羊ヶ丘通の状況をまのあたりして、「目の不自由な方にとって、赤なのか青なのかわからないこの信号を渡るのは大変だし、危険だね」と、篠原さんの要望の切実さを実感。篠原さんは「羊ヶ丘通を渡って3条6丁目にあるコンビニや3条7丁目の郵便局は日常的に利用するところです。どうしてもこの横断歩道を通らなければなりません。でも、信号機に音響装置がなく、道路には横断歩道を知らせる点字ブロックもありません。毎回渡るのに危険を感じています」と説明しました。

現地調査を終えたあと、片石道視協事務局長は「今日ごらんになって、視覚障がい者が生活する上でいかに障害が多いか、わかっていただけたと思います。あの交差点の信号機を音響装置付の信号機にしてもらうこと、横断歩道であることがわかるよう点字ブロックを設置してもらうことを、札幌市や道警などに要望していきますので、地域の方々のご協力をお願いします」と呼びかけました。

吉岡市議候補は「今日の調査で歩道の段差など、あらためて障がい者の方々のご苦労がわかりました。要求が実現するよう、支援していきたい」とのべ、Sさんを激励しました。

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思い出の歌、平和の歌いっぱい

新婦人清田支部「うたごえ喫茶」に60人

うたごえ喫茶思い出の歌の数々を歌った「うたごえ喫茶」=10月31日

10月31日、新日本婦人の会清田支部は恒例の「平和のうたごえ喫茶」を開き、会員、市民60人が参加しました。

この「うたごえ喫茶」は、新婦人内のコーラスグループ「コモド」と新婦人清田支部平和部による実行委員会(吉岡ひろ子委員長)が核兵器廃絶の運動のため企画、準備してきたもので、例年は「夏の平和行動」の一環として取り組まれてきたもの。会場には「原爆と人間」写真パネルが展示されていました。

あいさつする吉岡氏中川さんの弾き語りに聴き入る参加者たち

参加者はいれたてのコーヒーや紅茶、ケーキを楽しみながら、前半は“秋の歌”を中心に、後半は“思い出の歌”を中心に参加者のリクエストで声を合わせて歌いました。

中ごろはミニコンサート。

新婦人清田支部コーラスグループ「コモド」の合唱と、ロシア民謡・歌曲の歌い手として活躍している声楽家の中川速男さんの弾き語りを堪能しました。

あいさつする吉岡氏実行委員長としてあいさつする吉岡氏

最後に実行委員長としてあいさつに立った吉岡ひろ子氏(新婦人清田支部役員・日本共産党市議候補)は「新婦人が国連NGOとして正式に認められたのは新婦人の平和運動の実績によるもの。平和運動は私たちの活動の柱です。来年の国連のNPT(核拡散防止条約)再検討会議には代表も派遣します。今回、短期間の準備でこんなにたくさんの人に来ていただけたのは『平和のうたごえ喫茶』が待たれていたから。この力で核兵器廃絶の運動を強めましょう」とのべました。

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あったか応援資金の継続と拡充を

党市議団が市長に申し入れ

日本共産党札幌市議団(井上ひさ子団長)は10月30日、あったか応援資金の継続と拡充を上田文雄市長に申し入れました。生島典明副市長が応対しました。

札幌市では、2007年に原油高騰対策として、暖房費の値上がりに苦しむ市民のため、あったか応援資金が創設されました。これは、5万円を限度に、無利子、連帯保証人不要、無担保の臨時的貸付金で、対象は低所得の高齢者、ひとり親、障害者世帯、及び生活保護世帯です。あったか応援資金は08年度も継続されました。

市議団は、市内の灯油価格は、10月23日時点で1リットル約67円と依然高値であること、また、離職者がふえ、雇用保険の支給期間が切れる人も生まれ、失業者への支援も必要になっていることから、あったか応援資金を2009年度も継続し、失業者などにも支給対象を拡大することを求めました。

生島副市長は、「石油製品高騰対策としておこなってきたが、そのような状況にはない。しかし、失業者対策は重要と認識しており、担当の局に検討してもらう」とのべました。

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コラムコラム「清風」

いささか旧聞に属するが、道立高校で行われた「道新」社説を使った授業に対し道教委が校長に実態を調査し報告するよう通知した問題で、道教委は道議会で共産党花岡ユリ子議員の質問に、通知は撤回しないと強弁した▼自民道議が道教委に指摘したことに端を発したらしいが、授業内容に横ヤリを入れる議員も議員だが迎合する道教委も道教委。時代錯誤の空気も読めぬとは。道教委は顔を洗いなおしたほうがよい▼上からの圧力で批判を押さえつけられると考えてしまう「お上」意識も総選挙で国民から笑われたのだが、そのことに気付かないようでは自民党の「再生」もおぼつくまい。(さ)

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「清田区新聞」09年11月08日付より