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待望の勤医協の施設が10月1日、清田区にオープンしました。
区民センターにほど近く、厚別川に面した一角にある新築の建物です。
高齢者住宅が「水芭蕉」、デーサービスが「さんぽみち」。「水芭蕉」という名前は、区民センターのまえの緑地に生息していることから命名されました。
2階にある空き室から外を眺めると、シラカンバの美しい幹や梢にはきらきらと輝く緑葉が目に飛び込んできました。
勤医協という医療がバックにあり、終(つい)の棲家としては何より安心の理想的な住まいではないでしょうか。
もし私が自立して暮らすのが困難になったら、ここに住みたいなあ――などと思いながら見学しました。
この施設が単に住居者や利用者だけの施設ではなく、地域に扉を開き、地域とともに歩むセンターになってほしいと願わずにはいられません。
相田みつおの日めくりカレンダーの詩を、オープンセレモニーの挨拶で紹介しました。
「自分の番」/うまれかわり死にかわり永遠の/過去のいのちを受けついで/いまここに/自分の番を/生きている/それがあなたのいのちです/それがわたしのいのちです
人生最期の一瞬間まで命の炎を輝かせたい! ですね。
(10月14日記)
「清田区新聞」09年10月18日付より