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清田高校グラウンド脇の下り道で思わず急ブレーキをかけました。濡れ羽色に輝く黒い物体が口ばしから落としたものを拾うためにとびこんできたからですが、白い雪景色の中をカラスはあたふたと飛び去りほっと胸をなでおろしました。
住民を襲ったり、ゴミステーションを荒らしたりと何かと厄介者のカラスですがなぜか憎めない存在です。
町内の芙蓉公園でカラスの襲撃が問題になったことがありました。もうかなり前ですが、原因は中学校をつくるのに林を壊されたことにあるようでした。
かこさとしの『からすのぱんやさん』という絵本は子どももわたしも大好きでよく就寝まえによみきかせをしたものです。
7人に1人が貧困状態で置き去りにされている日本の子ども。『からすのぱんやさん』の子ガラスの愛らしさと、ひもじく寂しいこどもの姿が重なり合い切なくなってしかたがありません。
(1月28日記)
「清田区新聞」09年02月01日付より