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5月6日礼文島を出発した08年核兵器禁止国民平和大行進が17日札幌入りし、通し行進者を先頭に市内4コースで「札幌大行進」が取り組まれ、のべ450人の市民が参加しました。夕刻には中島公園で集結集会が開催され、翌18日に、平和行進は北広島市に引き継がれました。
清田区では「清田区平和行進」がおこなわれ、青空のもと、江別市からの幹線コースとの合流地点めざして核兵器廃絶を願う区民たちが行進しました。
「清田区平和行進」は新日本婦人の会清田支部が呼びかけ清田区革新懇の後援で取り組まれたもので、新婦人や年金者組合、日本共産党などから35人が参加しました。
行進に先立ち午前10時半から東急平岡店前で吉岡ひろ子党清田区市政相談室長らを先頭に核兵器廃絶、憲法九条守れの宣伝署名行動。午前11時過ぎ、参加者は「21世紀を核兵器のない世界に!」などのプラカードや「ノーモア広島・長崎」などと書かれた色とりどりのビニール傘を掲げ、「今年は国民平和大行進が始まって50年目です、世界から核兵器をなくすため、一緒に歩きましょう」と呼びかける宣伝カーを先頭に、江別市からの行進と合流する大谷地神社付近まで行進しました。
参加者の一部は、昼休みをはさみ、大谷地神社から集結地点の中島公園に向かう幹線コースの行進に参加しました。
札幌市議会第2回定例会が22日から始まりました。この議会には札幌市が来年夏から導入しようとしている家庭ごみ有料化の条例案が提出され審議されます。
29日午後2時半ごろからの予定で伊藤りち子議員が日本共産党の代表質問に立ち、積極的な論戦をおこないます。
岡ちはる日本共産党衆院道ブロック比例候補と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は14日、3月に発表した「日本共産党の農業再生プラン」を携え、清田区内の農業関係者を訪問しました。
JA清田支店では支店長と懇談、岡さんが「農業再生プラン」を示すと「政治のことは言えないが、政府与党には自給率を上げる戦略に欠けている」と感想をのべ「札幌市農協の組合員約4300人の平均年齢は70歳代で、毎年100人組合員が減っている」という深刻な現状を訴えていました。
また、党真栄後援会の松田さんの案内で、有明地区の農家4軒を訪問しました。
アスパラの収穫に忙しい農家では「いつも市況を眺めているが値動きは生産コストとは関係がないところで決まっている。価格保障がないととてもやっていけない。『有明ブランド』のホウレン草農家も30軒あったのに4軒になってしまってブランドの維持も困難な状況だ」とのべ「プラン」への期待を語っていました。
自民・公明両党は13日、3分の2規定を悪用し道路特定財源を10年間延長する特例法案を衆議院で再議決しました。
14日、岡ちはる比例候補、吉岡ひろ子党清田区市政相談室長らが清田区内の団地2カ所で演説し、ガソリン税暫定税率復活の再議決に続く、民意にそむくこの暴挙に厳しく抗議しました。
また、後期高齢者医療制度の廃止法案を野党共同で提出していることにも触れ、「いっそう世論を高め、制度の廃止を実現しましょう」と呼びかけました。
ジャーナリストの堤未果さんは「民営化と自由化」が貧困大国、戦争国家アメリカの象徴だと新著で告発している。もはやアメリカが行く末の手本ではないことに国民は気づき、反撃のノロシを上げている▼堤さんは9・11で真っ先に犠牲となったのは「ジャーナリズム」だとも指摘している。愛国心を旗印に時の権力に迎合し、戦争への道をひた走った“あの時”を忘れてはなるまい▼「無知や無関心は、“変えられないのでは”という恐怖を生み、いつしか無力感となって私たちから力を奪う」▼「だが目を伏せて口をつぐんだ時、私たちは初めて負けるのだ。そして大人が舞台を降りた時が、子どもたちにとっての絶望の始まりになる」。堤さんのメッセージは重い。(俊)
「清田区新聞」08年05月25日付より