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日本共産党
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WEB「清田区新聞」

後期高齢者医療制度

許せない 苦労重ねてこの仕打ち

年金からの取立て始まり、「中止・廃止しかない」の声、街に満ちる

後期高齢者医療制度保険料の年金からの取立てが始まった15日、全国、全道の取り組みに呼応し、年金者組合清田支部などの各団体がいっせいに宣伝、署名活動を展開しました。
 この行動は市民の大きな注目を集め、署名がかつてなく集まり、高齢者を中心に怒りの声が渦巻きました。

年金者組合の宣伝で怒りを込めて訴える松崎さん=15日、西友前
年金者組合の宣伝で怒りを込めて訴える松崎さん=15日、西友前

年金者組合清田支部(大塚卓冶支部長)が行動に取り組んだ国道36号沿いのスーパー西友前では組合員20人が横断幕やのぼりを掲げ、ハンドマイクで訴えながら署名集めとビラ配り。

穏やかな陽射しに買いものに訪れる年配者の姿も多く、店頭では次々に署名する人が絶えず、反応の大きさに参加者も驚くほどでした。 

村岡忠義副支部長は「わずかの年金からも容赦なく取り立て、医療は差別。早く死ねといわんばかりだ。苦労してきた年寄りにこんな冷たい仕打ちはない」と怒りを込めました。

署名にはかつてない反応が=15日
署名にはかつてない反応が=15日

応援に駆けつけた清田区革新懇事務局の松崎均さんは「長寿を喜ぶよき慣わしをぶち壊しにする制度。米軍への思いやり予算が米兵一人当たり588万円。高齢者には思いやりもない『偽』の政治を変えよう」とのべました。

日本共産党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんも駆けつけ、「生きてきてよかったと心から思える社会を。参院で過半数割れの自公は何でも勝手にできなくなり、国民の声が政治を動かす新しい条件が。野党は共同で『廃止法案』を提出。力あわせ必ず中止、廃止を」と呼びかけました。

あちこちで組合員を囲んで話し込む人だかりができ、75筆の署名が集まりました。

新婦人清田支部も

新婦人清田支部の宣伝署名行動

新婦人清田支部も、国道36号沿いの銀行支店前で朝の開店時から宣伝署名行動。15人が行動に参加し、年金引き出しに訪れた人たちに廃止署名を訴えました。(写真)

会員らがハンドマイクで署名を呼びかけると、若い人を含め次々に署名簿の前に人が集まり、短時間に74筆が集約され、たくさんの怒りの声が寄せられました。

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清田区革新懇 9の日行動

怒りのリレートーク

訴える新婦人清田支部の小林さんと吉岡さん(左から3人目)=9日
訴える新婦人清田支部の小林さんと吉岡さん(左から3人目)=9日

9日昼、清田区革新懇は毎月定例の「9の日行動」に取り組み、国道36号線沿いのスーパー西友前で宣伝署名活動を行ないました。3人がリレートークを行ないました。

新婦人清田支部平和部長の小林のぞみさんは北海道弁で憲法9条を読み上げ、「二つの悲惨な世界大戦を体験し、人類が手にした最高の宝物が憲法9条です。母親として平和な世界を子どもらに手渡すため全力を尽くします」とのべました。

清田区革新懇に政党として唯一参加している日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長は「新1年生の元気な姿は人の心に『希望』という言葉を思い出させます。しかし不登校など現場の深刻さをよそにいまだに40人学級のまま。政治のゆがみが子どもたちにも。若者にもお年寄りにも『希望』という言葉を取り戻す、政治の春を呼ぶために力を合わせましょう」と呼びかけました。

清田区革新懇事務局の松崎均さんは「『姥捨て山』よりひどいといわれている後期高齢者医療制度を『長寿医療制度』と呼びかえるやり方は二重の偽り。偽りの政治を変えましょう」と訴えました。

この行動には加盟団体などから10人が参加し、約30分の行動で「憲法改悪反対」などの署名が20筆集まりました。

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日本共産党地区委員会

「後期高齢者医療制度」廃止へ宣伝行動

朝の宣伝で訴える吉岡さん=15日、道銀前
朝の宣伝で訴える吉岡さん=15日、道銀前

後期高齢者医療制度の保険料の年金天引きが始まった15日、民主団体などの宣伝行動に呼応し、日本共産党豊平・清田・南地区委員会は池田博地区委員長を先頭に街頭に繰り出し、「後期高齢者医療制度の廃止を実現するため声をあげましょう」と呼びかけました。

訴える吉岡さんと池田委員長(右側)=15日、北野市住
訴える吉岡さんと池田委員長(右側)=15日、北野市住

出勤時には国道36号線沿いの道銀前で後援会員ら8人とともに吉岡ひろ子清田区市政相談室長が、午後には西友前と北野市住で池田委員長と吉岡さん、後援会役員らが宣伝カーで訴え、市民から声援を受けました。

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恒例の「梅見会」 5月11日に

日本共産党清田区後援会は、このほど幹事会を開き、毎年恒例の「梅見会」を、5月11日午前11時から例年どおり平岡公園梅林で開催することを決め、準備をすすめることとし、多くの参加を呼びかけています。

また、例年どおり10時から平岡公園交差点での宣伝行動を行ないます。

詳細は後援会ニュースでもお知らせされます。

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コラムコラム「清風」

 3月26日、超党派の道選出国会議員が「アイヌ民族の権利確率を考える議員の会」を設立した。サミットに向け政府にアイヌ民族を先住民族だと認めさせるのが狙いだという。紙智子参院議員も出席し「アイヌのみなさんのねがいが少しでも前進するよう力を尽くしたい」と語った▼世話人代表には今津寛自民党道連会長が就任、「先住民族の権利を明確にすべきだ」と挨拶した。昨年9月国連総会が「先住民族の権利に関する国連宣言」を採択したとき真っ先に「先住民族ではない」と言い切り、紙議員の質問に「先住民族ではない」と答弁したのは自民党の町村官房長官だ。自民党の壁をどう克服するかが大きな課題でもある▼首都圏のアイヌ民族4団体でつくるアイヌウタリ連絡会は23日、民族衣装を着てアイヌ民族を先住民族と認めるよう政府に求める初の署名活動を東京有楽町で行なった。今後も大規模に行なうという。こうした運動が全国に広がることを願う。(荒)

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「清田区新聞」08年04月20日付より