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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

ギョーザ

10日の夜は久しぶりにギョーザをつくりました。1月はお休みで2月9日に2ヶ月ぶりに産直豚肉が届いたからです。

この豚肉は苫小牧で養豚を営んでいた方が、娘さんがアトピーだったため、自分の娘が食べても安心なものをと、こだわってつくっているもの。

産直豚ひき肉でつくるギョーザとミートソースは我が家の数少ないおふくろの味かも……。

ラッキー北野店に具材を買いにいくと、ニラが(もちろん道産)一束150円! 思わず「たかーい」とつぶやきながらカゴに入れました。生しいたけは4個入りで100円の道産。「ホントかな? 」と思いましたがとりあえず信じて。

ゆでタケノコは中国産の姿がありません。ゆでタケノコに罪はないのになあ―と思いつつ熊本産をカゴに。

冷凍食品だけでなく突然中国産が姿を目の前から消しましたが、食料自給率39%なのですから、いずれほとぼりがさめたら復活するのでしょうか。

薬物混入の徹底解明はもちろんのことですが「産直野菜ボックス」の生産者が「このままではつくる人がいなくなってしまう」とよく話していたことを思い出します。息子のお下がりのパンツをはいて、農繁期には玄関の上がり口でほんの数時間仮眠をとりながらがんばっているんだと話していた野菜農家のお父さん。

つくった人の顔の見える食べものが食卓の安全を守る上で欠かせないことをいま改めて思います。

それにしても農家に「時給260円」で働かせている農政では未来はありません。

あれこれ考えながら皮の破れた失敗作を自分で食べていたら食べすぎてしまいました。

「清田区新聞」08年02月17日付より