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日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
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WEB「清田区新聞」

目次

憲法守るたたかい
本番に

改憲手続き法を強行した自民・公明と
手を貸した民主へ参院選で厳しい審判を

清田区の党と後援会が連日の街頭宣伝で訴える

改憲の手続き法である国民投票法は、11日の参院特別委での自民・公明両党による採決強行につづき、14日の参院本会議で採決を強行、成立しました。7月の参院選で改憲問題が争点の一つになることは必至。憲法改悪阻止のたたかいはこれからが本番で、正念場を迎えました。

平岡公園入り口で宣伝
「改憲許すな」と訴える党と後援会の人々(12日、平岡で)

この重大な情勢のなか、清田区の日本共産党と後援会は12日に平岡公園梅林付近で、13日は雨の中、真栄・美しが丘・里塚の5カ所で、15日早朝には地下鉄南郷18丁目駅で、翌16日にはラッキー北野店前でも早朝宣伝が。吉岡ひろ子党清田区市政相談室長を先頭に、「改憲手続き法を強行した安倍政権と自民・公明両党、それに手を貸した民主党へ、参院選挙で厳しい審判をくだそう」「憲法九条を守るため、平和を願う国民が手を結び、運動を広げよう」と呼びかけました。

革新懇や「九条の会」も

また、清田区革新懇が9日に西友前で「改憲許すな」と宣伝。平岡、清田の各「九条の会」も宣伝、学習会などでとりくみを強めています。

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清田区後援会が梅見会

手料理で楽しく交流

梅見会

日本共産党清田区後援会は12日、平岡公園の梅林で梅見会を開き、29人が参加しました。

後援会の行事に初めて参加した人も多数おり、咲きはじめた梅の木の下で、持ち寄った手料理を食べながら楽しく交流。市議選で善戦した吉岡ひろ子さんの今後を激励し、参院選勝利へ奮闘を誓い合いました。(写真)

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地域9条の会が活動強める

「きよた9条の会」が学習会

きよた9条の会5月集会

「きよた9条の会」は12日午後、「5月集会」を開き、参加した29人が、高崎暢(とおる)弁護士の講演「いま、憲法が輝くとき」を聞きました。(写真)

高崎弁護士は、憲法は日本に60年間平和をもたらしただけでなく、思想差別や男女差別裁判、朝日訴訟、公害訴訟などでたたかう武器でもあったとのべ、憲法の輝きのみなもとは、第二次大戦の反省にもとづく徹底した平和主義・人権尊重があることなどを指摘しました。

講演のあとの意見交流では、参加者から憲法改悪を許さないたたかいの重要性が強調されました

「平岡9条の会」がクリーン作戦

「平岡9条の会」は9日、「クリーン作戦」をおこない、7人が東急平岡店周辺で「憲法9条は世界の宝」ののぼりをかかげてゴミ拾いをしました。平岡名物にしようというこの「クリーン作戦」は、05年8月から冬期を除き約2年にわたって続けている活動です。

同会は、6月に予定している平和講演会に向けて、会員、清田区内の各9条の会への協力依頼をはじめ、公共施設や地域の店舗にポスター掲示やフライヤー(案内ビラ)を置かせてもらう活動をすすめています。

平和講演会「反戦の心を貫いて」は6月7日(木)午後6時半から、平岡地区会館ホール(平岡7条3丁目「生鮮市場」横)、お話しは童話作家の加藤多一さん。参加は無料です。

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ニュースの
視  点

安倍首相が唱える「戦後レジーム(体制)からの脱却」は、日本をどこへ導くか

安倍首相は「戦後レジーム(体制)からの脱却」を唱えています。そのねらいはなんなのか。日本共産党・不破哲三氏の講演「憲法対決の全体像をつかもう」(5月3日、岐阜市)から、見てみました。

「戦後体制」の基本は憲法が明記する主権在民・基本的人権・平和主義など

安倍首相が「脱却」したい「戦後レジーム(体制)」とは、主権在民・基本的人権・平和主義など憲法にうたわれている平和と民主主義の体制です。これは、侵略戦争に突き進んだ明治憲法による「戦前・戦時の体制」の反省の上に、戦後国民が勝ちとったものです。

安倍内閣の大臣18人中15人が、侵略戦争賛美の「靖国派」に属している

日本が過去にやったアジア侵略戦争を「正義の戦争」だったと賛美する「靖国派」。安倍首相は名うての「靖国派」ですが、なんと、安倍内閣の大臣18人中15人が「靖国派」の組織に関係しています。「靖国派」に乗っ取られた、危険で最悪の内閣といえます。

「靖国派」の願望は「天皇を頂点とする戦前・戦時の『国柄』に戻りたい」

安倍首相は「日本の国柄(くにがら)」という言葉をよく口にします。「靖国派」は、天皇を頂点に国民が「一致団結」して侵略戦争に突き進んだ戦前・戦時のオトコ社会を「日本の伝統的な国柄(国体)」「美しい日本」と思いこみ、この時代に戻りたいと、憲法改悪の策動を強めているのです。

安倍首相の「戦後レジームからの脱却」が行き着く先は、戦後日本国民が脱却した「戦前・戦時の体制」そのものにほかなりません。

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絵手紙・きよた発
絵手紙
橋爪侑子さん(平岡在住)

コラムコラム「清風」

コンビニから出る弁当やパンなど食品の廃棄額は1日2万円程度。それを「飾り」にして、はじめて利益が出る仕組みだから、廃棄量がゼロになることは決してない(「道新」06年1月5日付)▼今は飽食の時代。だが、敗戦後の食糧難時代、ヤミ米を買うことを拒否し、配給品は子に与え、自分は餓死した判事がいた。大昔のことではない▼増加する人口に、地球はいつまでもつのか。地球上で絶滅しない「種」はないというから、「ヒト」もやがては消えるのだろうが、あと何世紀かは生きてほしい▼とりあえず、コンビニで弁当捨てずに売る方法でも、考えますか。(藤)

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「清田区新聞」07年05月20日付より