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日本共産党
清田区市政相談室
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WEB「清田区新聞」

目次

札幌市議会共産党・井上議員が代表質問

憲法、生保行政などで市長の姿勢ただす

「2007年度予算案を審議している札幌市議会第一回定例会で、15日、日本共産党の井上ひさ子議員が代表質問に立ち、平和と憲法9条、増税と負担増、生活保護のあり方、子育て支援などについて質問しました。

井上議員は、安倍首相が施政方針演説で憲法改定を明確にのべたことと関連し、「上田市長は『護憲』の立場か、『改憲』の立場か明らかにしてほしい」と質問。また、厚別区のある母子世帯の生活保護を「週40時間フルタイムで就労するまで保護を停止する」と一方的に打ち切った事件をとりあげ、「官僚的な冷たい保護行政だ」と批判し、市長は憲法25条をどう認識し、どう市政に生かすのかとただしました。

上田市長「憲法9条は世界に誇れる」

上田市長は答弁のなかで、「憲法9条は、わが国が世界に誇りうるきわめて崇高な理念を規定したものであり、尊重していくべきもの」、9条改定には「慎重な対応が必要」とのべました。

市議会を傍聴する吉岡ひろ子さん
市議会を傍聴する吉岡ひろ子さん=15日

生活保護では「不正・悪質なもの以外の申請は受けるべきもの」と指摘。憲法25条は、国民が人間らしく生きる権利や生存権を保障するわが国の根本原則の一つで、その理念を念頭に、市政運営に当たっていくとのべました。また、子育て支援では、乳幼児医療助成の拡充について「今後検討していく」と答弁がありました。

傍聴席では、党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さん(市議選予定候補)が、熱心にメモをとりながら聞いていました。(写真)

傍聴した吉岡ひろ子さんの話

上田市長が「生活保護の受給申請は、不正、悪質なもの以外は受けるべき。憲法25条は、生存権を保障するわが国の根本原則」「たずさわる職員は学習を重ねるべき」と明言したことを、しっかり聞いてきました。

約1時間の質問、30分程度の答弁、再質問でしたが、自民党市政との違いがはっきり感じられました。生活相談にこられた方々の顔を思い浮かべながらの傍聴となりました。

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宮内聡さんで道政の転換を

宣伝カーで訴えるはたやま、吉岡の両氏
宣伝カーで訴えるはたやま、吉岡の両氏=16日

吉岡ひろ子さんで市政に新風

はたやまさん、吉岡さん清田区かけめぐる

日本共産党のはたやま和也さん(参院選北海道選挙区予定候補)と吉岡ひろ子さん(市議選予定候補)は16日午後、清田区の北野、平岡、清田地域の4か所で街頭演説し、「宮内聡さんであったか道政を」「吉岡ひろ子で、住民のくらしを守る市政に」と訴えました。

コラム「清風」

「あからさまなナショナリスト」とは、米ワシントン・ポスト紙の安倍晋三評である。首相の手始めの仕事が、教育に国家権力の介入を許す教育基本法改悪だったのは、象徴的だ▼さっそく、教育再生会議が成果主義賃金や教員免許更新制などを盛り込んだ報告書を出した。国の教育介入を露骨に誘導するものである▼ところで、「産む機械」の柳沢発言は、軍国主義国家が「産めよ増やせよ」と叫んだ時代を思わせる。この首相にしてこの閣僚あり▼「美しい国」どころか「危険な国」づくりだと、国民は感じはじめている。内閣支持率の続落は、そのあらわれだろう。(康)

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「清田区新聞」07年02月25日付より