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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

今を生きる母子の思い伝わった母親大会

「吉(よし)ちゃん、日本母親大会に行けない?」といわれたのが前日の午後。二十代の若いお母さんのピンチヒッターとして、8月25、26日、東京での第53回日本母親大会に参加してきました。

1日目、靖国神社とその境内にある遊就館を見学。入口に零戦を展示し、戦争記念館そのもの。靖国派の宣伝の砦です。戦争賛美の異様な靖国神社の本質がいやでも感じられます。

夕方、東京タワー近くにある芝公園で全体集会。その後1・5キロをパレードし、ヘトヘトでホテル近くに戻り夕食をとったのは8時過ぎでした。ビールのおいしかったこと!

満たされた思いで外へ出ると、品川商店街の夏祭り。大人も子どもも一緒になって「ドラえもん音頭」「炭坑節」「品川音頭」と立て続けに踊っています。お父さんやおじいちゃんが手をグーにしてドラえもん音頭を踊る様には、思わず笑みがこぼれます。

2日目は「みえていますか?今を生きる子どもたちが」の問題別集会に参加。尾木直樹さんの講演は吉本興業顔負けの笑いの中に、格差と貧困が広がった社会、弱肉強食の競争社会の中で必死にもがいている親と子の姿が強烈に伝わります。

「学校選択制、学力テストの学校序列化など、東京でやってほんとうにひどいことがわかりました。全国でこの事を伝えストップしてください」という、東京の参加者の訴えが心に残りました。

一緒に参加した32歳のMさんが、一生懸命メモをとり「すごくよかった」とつぶやいたことが何より嬉しい、日本母親大会でした。

(07年8月28日記)

「清田区新聞」07年09月02日付より