Since 2007/03/08
カウンタ

日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
〒004-0832
札幌市清田区真栄2条1丁目8-7
TEL:
011-888-6777
FAX:
011-888-6776

吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

子どもの頃の事、ふと思いだし…

子どもの頃、両親が季節労働者で、住まいを転々としていた時期がありました。

一度離れた故郷に、小5の3学期に帰郷したのですが、心ない友人に心を傷つけられていました。

ある日、国語の授業で、私のつくった詩を先生がほめてくれました。「さっきまで青空だったのに、5分もたたないうちに吹雪になってしまった。冬の天候は何てかわりやすいんだろう」。こんな中味だったのですが、先生は「5分もたたないうちに、と書いたのがいいですね」と言ってくれました。

とくに優れている詩でもなかったのですが、ほめられたことで、自分の居場所をつくってもらった気がしました。雪野原で木のまわりだけ雪がとけている、そんなあったかいものを感じました。

今日のように、青空が広がっているかと思えば雪になり、吹雪になると、きまってこのことを思い出します。

いろんな人たちの影響をうけて、人間は人の間で生きていくんだなと、しみじみ思います。

今日も一日たくさんの出会いと対話があり、その中で共産党の新しい仲間を迎えることができました。

でも、閣僚の事務所費や石原都知事疑惑、ワーキングプアをつくる偽装請負や貧困・格差拡大などを、「小さな共産党」が国会で、「しんぶん赤旗」で追及し、大きな政治、社会問題になっています。

「死ぬまで人間として生きられる、長生きしてよかったと思える社会をつくっていきましょう」と握手をかわしながら、選挙戦での必勝を自らに誓いました。

「清田区新聞」07年02月25日付より